9月25日、『Africatopsports』は「チュニジアリーグで前十字靱帯断裂の離脱者が続出しており、芝生の状態が悪すぎるのではないかという批判がある」と報じた。
今夏バレンシアに移籍したアイマン・アブドゥヌールなどの選手を輩出するなど、アフリカでは屈指のリーグとして知られるチュニジア。エスペランス・チュニスはとくに何度もアフリカ大陸を制覇し、よく知られている。
しかしその環境面についてはまだかっちり整備されているとは言いがたく、観客の暴動事件も頻繁に報じられるという印象を持たれている。
そして、それは芝でも同じであるようだ。
記事によれば、昨季からの1年間で前十字靱帯を破損し長期離脱になったのは以下の選手たちであるそう。
- ラミ・ビドゥーイ、アル・ハリ・バングーラ(エトワール・サヘル)
- アイマン・デルーイシュ、ズバーイル・ダラジ(ビゼルタン)
- アブドゥルムミン・ジャブ、ウサマ・ハッダーディ(クラブ・アフリカン)
- ワジディ・サイダニ(スファクシャン)
- ヤニック・エンジェング(エスペランス・チュニス)
- マフディ・リッサイーシ(ハマム・リフ)
あまりにも長期離脱者が多いのはチュニジア全体に低品質のピッチが多いためであると考えられており、それは人的リソースや管理に必要な資金の不足が招いていることだという。