開幕から破竹の連勝街道を突き進んできたドルトムント。だが、ミッドウィークのホッフェンハイム戦に続き、ダームシュタット戦も2-2の引き分けに終わった。

一方、今季の昇格組であるダームシュタットはジグナル・イドゥナ・パルクで先制点を奪ったほか、逆転された後の試合終了直前に劇的同点ゴールを決めるなど素晴らしい戦いを見せた。

チームを率いるディルク・シュスター監督は「勝ち点を持ち帰ることができて、とても誇らしいし嬉しい」とコメント。また、劇的同点弾をもたらしたキャプテンのDFアイタク・スルは「最後の瞬間まで戦った。これがかの有名な2-2の引き分けさ」とその喜びを口にしていた。

ドルトムントのホーム、ジグナル・イドゥナ・パルクで勝ち点を奪う…。それが彼らとサポーターにとってどれほどの出来事だったのかが、よく分かる映像をクラブが公開している。

Guten Morgen, Lilienfans. Wir wünschen Euch einen angenehmen Start in die Woche! ✌
Posted by SV Darmstadt 1898 e.V. on 2015年9月28日

スタンドの一角に陣取ったサポーターたちが揺れながら大声で唄うなか、ピッチ上のダームシュタットの選手たちも踊り跳ねていた。

ダームシュタットにとっては1982年以来となるブンデス復帰となるようだが、すでにレヴァークーゼンとブレーメン相手に勝利をあげるなど曲者ぶりを発揮。7節を終えて2勝4分1敗というのは堂々たる成績だ。

次戦は武藤嘉紀も所属するマインツ、その結果はいかに…。

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