『ESPN』は「ポルトガル・リーガNOSのベンフィカは、モロッコ代表FWアデル・ターラブの契約を解除することを検討している」と報じた。
一昨年ACミランに所属していたことで知られるアデル・ターラブ。圧倒的なドリブルの技術とスピードを備えるアタッカーとして有名だが、問題児としても名を馳せている。
昨季はQPRに所属していたもののあまり多くの出番が与えられず、今夏ポルトガルのベンフィカに加入していた。
しかし、先週末に予定されていたパッソス・フェレイラ戦の前夜に当たる26日午前3時半にリスボンのナイトクラブで逮捕され、ベンフィカが設定している門限の23時を大きく超過していることが明らかになった。
彼は10月1日から練習に戻ることが代理人から報告されているものの、他のメディアに寄ればベンフィカは早くも4年以上残った彼の契約を取り消すかどうかを検討しているという。
ターラブは現在ベンフィカでは出番を獲得出来ておらず、ルイ・ヴィトーリア監督から「もっと痩せるように」と命令を受けている。
なお、彼はQPRでもハリー・レドナップ監督から同じ命令を受けていたが、自分は太っていないと宣言し、自身の腹筋を見せるなどのアピールをしていた。