9月28日、『BBC』など各メディアは「アストン・ヴィラの元アイルランドU-21代表MFジャック・グリリッシュは、イングランド代表入りを目指すことを発表した」と報じた。

ジャック・グリリッシュは1995年生まれの20歳。アストン・ヴィラの下部組織で育成され、ノッツ・カウンティへのローン移籍を経験した後、昨年プレミアリーグにデビューを果たした。


彼はイングランドで生まれ、U-15ではそちらの方に呼ばれたことがあるものの、その後は母方の祖先がルーツを持っているアイルランドを選び、U-17~U-21まで招集されてきた。

軽快な動きと高いテクニックを備えており、将来を嘱望されるタレントであることもあって、両代表チームの間では以前から綱引きが続けられてきたことが報じられていた。

以前はアイルランドを選ぶという意向もあったものの、今年5月のインターナショナルマッチウィークではその招集を断ったことが明らかになり、その後イングランド代表監督ロイ・ホジソンとの会談を行ったことも伝えられた。

そしてその結果、グリリッシュは今回イングランド代表を選択することを決め、より高いレベルでの勝負に挑むことになったようだ。

これを受けて悲しんだのは、かつてアイルランド代表として活躍したケヴィン・キルバーン。『BBC Radio 5 Live』に出演した彼は、「尊重しているが残念だ」と話した。

ケヴィン・キルバーン

「これは彼にとって困難な決断だっただろう。彼はユースレベルでアイルランド代表に選ばれていた。

彼はチームに大きなものを加えてくれたと思うので、私としては失望している。

彼はイングランドでプレーしたいと心を決めた。それについては尊重しているよ。おそらく今でもアイルランドのチームに入れただろう。あいにく、そうはならなかった。

上手くいけば、彼はイングランドでのキャリアも成功させることが出来るだろう」

「私はイングランドでの100capよりもアイルランドでの1capを選んだよ。自分はアイルランドでプレーして成長したかった。それは小さな頃からそうだった。

尊重しているジャック・グリリッシュとは全く違うんだけどね」