今夜、マンチェスター・ユナイテッドとの決戦を迎えるアーセナル。

だが、CLではよもやの2連敗を喫しており、オリンピアコス戦ではセットプレーの弱さを研究された末、その形から失点するなど守備面での脆さも見せている。

チームが抱えるセットプレーでの守備における問題について、あのマーティン・キーオンが『Daily Mail』に語っている。

マーティン・キーオン(元アーセナルDF)

「今季ここまで、アーセナルはセットプレーの守備時に混乱している。火曜日のオリンピアコス戦ではコーナーから2失点した。1失点目では、メスト・エジルがボックス際できちんと自分の仕事をしていなかったように見えた。2失点目の際には、ダビド・オスピナの前に相手FWが立つことを、なぜ誰も妨げようとしなかったのか全く分からない」



「私がアーセナルにいた頃、練習場でセットプレーについて多くの時間を割いた。ほとんどがゾーンマークだったが、自分たちのゾーンでは相手選手をマークすることを確認していた(担当エリアに来た選手はマークする?)。今それが起きているようには見えない」

「アーセナルはボールに対する最高のヘディンガーを割り振れていないように見える(互いの位置が近すぎる)。より広いエリアをカバーすべき時にローラン・コシェルニとペア・メルテザッカーが隣通しになっていることをよく目にする。コシェルニは怪我のためいないだろう。なので、ガブリエウとメルテザッカーはよくコミュニケートする必要がある。

コーナーの際、私はよくペナルティ・スポットに立っていた。トニー・アダムズほど背が高くなかったので、私はファーポストのほうへ行くのが好きじゃなかった。誰かが私にもたれた時、相手は私がジャンプするのを止めるかもしれない。それが当てにしていたものだ。

我々にはニアポストにパトリック・ヴィエラがいたし、エマヌエル・プティは私のそばにいた。彼らは皆デカい。だが、今のアーセナルはオリヴィエ・ジルー、メルテザッカー、コシェルニがいて、彼らは私より背が高い。

FWがセットプレー(の守備)で戻ってくる時、彼らはしばしばスイッチをオフにする。それを止めさせるために、私ならディフェンダーとペアにさせるだろう。ディフェンダーというのはアタッカーより信頼できる人間だ。(DFは)ゴールネットからボールを遠ざけようと奮闘するし、同じ情熱を持つFWの例はかなり少ない。我々ディフェンダーには“死んでもボールをネットに入れさせない”というメンタリティがある。我々はなんとかして妨げなくてはならないんだ」

かつて、『Skysports』の解説陣であるジェイミー・キャラガーとギャリー・ネヴィルもセットプレーの守備について熱き議論を交わすことがあったが、完璧な守り方など存在しないだけに難しい話だ。

オリンピアコスも研究していたなら、ユナイテッドも間違いなく狙っているはず。今夜の試合はアーセナルがセットプレーをどう守るかも注目かもしれない。