10月4日、『Sky Sports』は「解説者を務めているジェイミー・キャラガー氏は、ブレンダン・ロジャーズ監督の解任について語った」と報じた。

2012年にリヴァプールの監督に就任し、ルイス・スアレスを要して一時はプレミアリーグ制覇まであと一歩と迫った。

しかしバルセロナにルイス・スアレスを放出して以来、クラブ史上最高額の投資を行いながらも結果が出ず、先週末の試合後についに解任されることになった。

クラブOBでもあるキャラガーは、現在の状況を「リヴァプールはトッテナムになっている」と話した。

ジェイミー・キャラガー

「彼にとっての今シーズンは上手く行かなかった。今季は良いスタートを切る必要があったんだ。

おそらく、彼が昨季の終了後にここに残れたことは幸運だった。スタッフが抜け、そして新しいスタッフが入ってきた。8000万ポンド(およそ146億円)を使い、7試合で監督を変える――私はそれはあまり好ましくないと思う。

そのような状況ならば、夏にやるべきだ。昨年のフィニッシュは稚拙なものだった。もしアストン・ヴィラとのFAカップ準決勝、ハル・シティ戦、クリスタル・パレス戦、そして最後のストーク戦を見れば、彼が仕事に残ったことが幸運だったのが分かる。

我々はそのようなものを3年と少し見てきた。彼はタイトルを取れず、1度しかチャンピオンズリーグに出ていない。それはリヴァプールにとって十分ではない」

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