10月10日、『Mirror』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、ジョゼ・モウリーニョ監督の後任としてディエゴ・シメオネ氏を迎えることを検討している」と報じた。

昨季のプレミアリーグを圧倒的な強さで制覇したチェルシーであるが,今季は信じられないような不調に陥り、降格圏まであと僅かというところまで転落している。

チームを率いているジョゼ・モウリーニョ監督は、サウサンプトン戦で逆転負けを喫した後、「自分からは辞めないから、解任するなら解任しろ。ただし、最高の監督を失うことになるが」というようなコメントを発するなど、かなり追い詰められた状況にある。

チェルシーは公式サイトで異例の声明を発表し、ジョゼ・モウリーニョ監督への支持を明確にしたものの、同時に後任の検討も始めているという。

その候補は、アトレティコ・マドリーを率いているディエゴ・シメオネ氏であるとのことだ。

今後しばらくチームに好転が見られない場合、監督交代もやむなしという考えはあるようだ。

しかし、これについて問題となるのはお金である。

シメオネ監督は先日新契約を結んだばかりで、その給与は5年で2250万ポンド(およそ41.4億円)であると言われている。

さらに契約解除条項は1500万ポンド(およそ27.6億円)に設定されており、決して安い金額ではない。

加えてジョゼ・モウリーニョ監督も新契約を結んでから間もない状況で、もし解任した場合は給与を支払い続けるか、かなりの額の違約金を用意する必要がある。

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