チェルシーのキャプテン、ジョン・テリーの獲得を巡る争いが勃発しているようだ。

プレミアリーグにおけるスタートダッシュに失敗したチェルシー。テリーはクラブ史に残るレジェンドだが、今季の苦戦の要因の一人と批判を受けており、シーズン終了後の去就が不透明な状況にある。しかし、そこはチェルシーのレジェンド。引く手あまたの状況であり、水面下で獲得競争が勃発しているという。

『Mirror』などの報道によれば、中国のクラブが最も有力な移籍先であるという。かつてチェルシーでプレーしたディディエ・ドログバやニコラ・アネルカもチェルシー退団後の移籍先として中国を選択したことがある。また、元チェルシーのエイドゥル・グジョンセンが中国超級リーグの石家莊永昌でプレー中である。そして、元イングランド代表監督であるスヴェン=ゴラン・エリクソンが上海上港で指揮を取っており、獲得を検討しているとも報じられている。

なお、トルコの雄、フェネルバフチェもテリーの獲得を熱望しているようだ。フェネルバフチェは今夏マンチェスター・ユナイテッドからロビン・ファン・ペルシーやナニを獲得するなど大型補強を続けており、テリーの去就に興味を持っているとのこと。

すでにジョゼ・モウリーニョの構想における重要な部分から外された状況にあるテリー。これから移籍先の報道が過熱するのは間違いない。

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