10月11日、『Die Welt』は「バイエルン・ミュンヘンに所属しているドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、プレミアリーグの給与は魅力的であると話した」と報じた。

今夏マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されたものの、最終的にはバイエルン・ミュンヘンへの残留が決まったミュラー。

その移籍金は1億2000万ユーロ(およそ163.9億円)であったとも言われており、イングランド・プレミアリーグでもトップクラスの金額が投資される予定だったと報じられた。

取材に答えたミュラーは、サッカー選手は給与の額に左右されるものであることを認め、プレミアリーグは魅力的であると話した。

トーマス・ミュラー
(バイエルン・ミュンヘン&ドイツ代表FW)

「結局の所、自分たちの仕事はサッカーをプレーすることだという点を忘れてはならないんだ。

誰もが認めなければならない。給与の額は常に選手の意思決定に対して大きな影響を与えると。

もちろん、プレミアリーグで支払われる給与について言えば、とても魅力的だ。それを否定するのは、偽善だろう。

決断を下すためには、全ての要素をまとめて見なければならない。それが自分にとって正しいかどうかをね。

あるときに自分にとってよいものがあっても、それがその次の日にもよいものであり続けるとは限らない。

イングランド・プレミアリーグのクラブの支出に対し、多くのドイツのクラブが不満を抱いていることは知っている。

しかし、僕は思う。それが最終的には全てのクラブにとってよいものになると。クラブが多くのお金をサッカーに投資するというのは、何ひとつ悪いことではない」

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