Jリーグは14日、9月の各賞受賞者を発表した。

月間MVP
J1:西川周作(浦和レッズ)
J2:中村航輔(アビスパ福岡)

月間ベストゴール
J1:浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
J2:清武功暉(ロアッソ熊本)

月間MVPはJ1が浦和レッズの西川周作、J2がアビスパ福岡の中村航輔と、ともにGKから選出。月間ベストゴールにはJ1がモンテディオ山形戦で“70m独走ゴール”を決めた広島の浅野拓磨、J2からはツエーゲン金沢戦の終了間際に値千金の同点フリーキックを叩き込んだロアッソ熊本の清武功暉が選ばれた。

偶然にも最近Qolyでよく取り上げる選手が受賞したわけだが、浅野のゴールを選んだ選考委員会の理由に意外な人物の名前があった。

●技術的な観点から 自陣でボールを受けたのち約70メートルを一気に独走するスプリント力、またその中で冷静に相手GKの動きを読み取り、股を抜くシュートの技術は圧巻であった。ファーストタッチで押し出す角度とタイミングが完璧であり、相手選手が追いつけないほどのスピードが存分に活かされたプレー。 若き日のマイケル・オーウェン(元イングランド代表FW)を彷彿とさせる長距離のドリブルからのゴールであった。

●チーム戦術的な観点から
独走する浅野選手に最後まで並走して相手DFをボールに寄せ付けない動きをみせた柏選手がいたからこそのゴール。チームはこの試合で勝利したことにより2ndステージ1位となり、その後首位の座を奪われることなく快進撃を続けている。

なんとあのオーウェン!

ぷちオールドファンやちょっとした“サカヲタ”ならこの「若き日のオーウェン」というのが具体的に何を指すのかお分かりであろう。世界中の度肝を抜いた“あのシーン”だ。

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