14日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは公式サイトで2014-15シーズンの年次事業報告書を発表した。
今回最も大きなトピックスとなったのは、2008年にシャイフ・マンスール会長がクラブの経営を引き継いで以来初となる黒字となったことだ。
2014-15シーズンにおける収益は1070万ポンド(およそ20億円)となり、これまでと比較して経営状態が改善されていることが発表されている。
なお、損益については2010-11が-1億9700万ポンド(およそ-363億円)、それから-9800万ポンド(およそ-181億円)、-5200万ポンド(およそ-96億円)、-2300万ポンド(およそ-42億円)と徐々に減少しており、経営については順調に成長している。
収入については一昨期よりも530万ポンド(およそ10億円)増加し、3億5200万ポンド(およそ648億円)に。伸びが悪かったのはカップ戦の早期敗退、エティハド・スタジアムの工事による収容数減少が影響しているとのこと。
また支出の中で人件費が占める割合は55%となっており、それほど大きな値にはなっていない。
なお、今夏マンチェスター・シティはラヒーム・スターリング、ニコラス・オタメンディ、ケヴィン・デ・ブライネらに1億5000万ポンド(およそ276億円)を費やしたが、この支出については報告に含まれていない。