エヴァートンでプレーする21歳のMFロス・バークリーはEURO予選リトアニア戦でゴールを決めるなど、フル代表でも確かな存在感を発揮している。
そんななか、かつての上司の発言が話題になっているようだ。『liverpoo lecho』などが伝えている。
"England could get punished if they use Ross Barkley - he can't defend" - Neil Warnock
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— BBC 5 live Sport (@5liveSport) 2015, 10月 15
その発言をしたのはニール・ウォーノック。クリスタル・パレスやQPRなど多くのチームを指揮した経験を持つ66歳のベテラン監督だ。バークリーがエヴァートンからリーズへローンしていた当時の指揮官でもある。
ウォーノックはバークリーの守備力に疑問を呈し、来年のEURO本大会でのスタメン出場は厳しそうだという見方を示したという。
ニール・ウォーノック(元リーズ監督)
「リーズにローンされた際に彼と一緒になった。その時私が抱えた問題をロイ(・ホジソン代表監督)も抱えることになる。
彼はスーパーな才能を持っている。だが、守備ができない。自分のハーフ(≒自陣内)における責任を負えない。
ロスをプレーさせるなら、彼の好きにさせなければならないし、ストライカーの後ろで自由な役割を与える必要がある。3番目のMFにするなら、2人のいいアンカーが必要になる。
だが、彼に(守備面での)いかなる責任も負わせることはできない。もしロイが迷えば、守備的な選手を選ぶだろう。私はロスにとって最悪の事態になることを恐れている」
「彼の強さを買って、彼に自由を与えれば、彼は試合を勝たせることができる。だが、ロイは彼に自由を与えるだろうか?
彼の問題は、自陣内でボールを受けた際、股抜きをしかけたり、トリックをやろうとして、危険なエリアでボールを失うだろうということだ。
監督にとっては恐ろしいものだ。ロイはそれを知っているだろう」
また、ウォーノックはホジソンは勝つことよりも負けないチーム作りをしてきた監督であり、それを変えることは考えにくいともしている。
つまりバークリーには凄い才能があるが、守備面でリスクがあり、それを考慮したホジソンがビッグトーナメントではスタメンから外す可能性があることを危惧したようだ。
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