17日、『Mirror』は「ニューカッスル・ユナイテッドでプレーしたアメオビ兄弟の父は、英国に来た際の経験について語った」と報じた。

彼らの父であるジョン・アメオビは1986年にナイジェリアからニューカッスルへとやってきた。

大学で農業を学び博士号を獲得し、ナイジェリアに戻ってアフリカで指導を行うことを夢見ていたが、息子のことを考えて英国に残ったという経歴を持っている。

彼は今回行われた反人種差別主義のイベント(SRtRC)で講演を行い、英国にやってきたときの状況について語った。

この記事ではさらっと流されているが、差別を受けた際に「温かく迎えてくれた人の事を思う」というのはとても重要なことではないかと感じられる。もちろん、我慢するだけでは良くないが…

ジョン・アメオビ
(ショラ・アメオビ、サミー・アメオビの父)

「私がニューカッスルにやってきたのは1986年だ。私は学生で、博士号を取るためにやってきた。

その時の経験はとても大事にしているものだ。なぜなら、人々はとても暖かく迎えてくれたからだ。

ただ、1、2回の出来事もあった。人種差別主義者たちが私に向かって石を投げ、『ゴーホーム、黒人め』と叫んだことが。

私はそれを何も深刻なものだと見ていなかった。なぜなら、とても暖かく接してくれた人々のことを理解しているからだ。それが自分の経験だ」

「(学校では息子たちが人種差別主義者の攻撃にあったというが)

その時点では、彼らにとってそれは簡単なことではなかっただろうね」

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