19日、『Premium Times』は「ナイジェリア代表35capを保有しているFWエマニュエル・エメニケが、国際試合からの引退を発表した」と報じた。
エマニュエル・エメニケは1987年生まれの28歳。若くして南アフリカリーグへと移籍し、その後トルコのカラビュクスポル、フェネルバフチェで台頭したストライカーである。
ナイジェリア代表が優勝を果たしたアフリカネイションズカップ2013では得点王に輝き、コンフェデレーションズカップにも出場。ワールドカップのメンバーにも選ばれていた。
今季はアサモア・ギャンの後釜としてUAEのアル・アインへと移籍しており、活躍の場を中東へと移している。
これまで代表35試合に出場し16ゴールを記録してきたエメニケは「全ての夢は叶った」と書いたとのこと。
エマニュエル・エメニケ
「イーグルス(代表)でのキャリアは終わった!五年の素晴らしい時間を経て、僕はナショナルチームでのキャリアを終えると発表できることを喜んでいる。国の平和のために。
偉大な国のためにプレーできたことに満足している。僕は何も後悔していないし、最後まで最高の時間だったと思う。良いときも悪いときも支援してくれた全てのファンに、計り知れないほどの感謝を届けるよ。
自分のパフォーマンスには誇りを持っている。仲間にも、そしてナイジェリアと呼ばれる国にも。アフリカネイションズカップの優勝と得点王のタイトルは、自分の献身と傾倒を表してくれた。
代表での全ての夢は叶った。ネイションズカップに勝つこと。ワールドカップに出ること。そこに自分の名前を入れること。五年間の間、僕はこれらを手に入れてきた。僕は勝者だ!
ファンには申し訳ない。スーパー・イーグルスでの得点感覚を再確立できなかった。それについては謝りたいが、しかしこれまでゴールを決めてきたことも事実だ。
ナイジェリアが残る限り、僕も皆もエメニケという名前を覚えておいてくれるだろう。最後に、僕は挨拶が出来たことが幸せだし、チームをいつもサポートしていくつもりだよ」