21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの大一番、PSG対レアル・マドリー戦。

グループAで2連勝スタートを切った強豪チーム同士の対戦は、スコアレスドローで終了している。

支配率で58%を記録するなど試合を優位に進めていたPSG。対するレアル・マドリーはカウンターを中心に応酬し、シュート数と枠内シュート数でPSGを上回った。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ対クリスティアーノ・ロナウドの対決でも注目されたこの試合だが、両エースにゴールは生まれず、勝負の行方はサンティアゴ・ベルナベウでのリターンマッチで決することになった。

さてそんなこの試合だが、両チーム合わせて1035本のパスが記録されている。これは今シーズンのCL全48試合の中で3位の数字であり、プレーメーカーを多く抱えるチーム同士の一戦らしい記録となった。

では、この試合で最も多くのパスを供給していたのは誰なのだろうか?UEFAが提供するデータによれば、各チームの上位5名は以下の通りである。

1位:チアゴ・モッタ 128本(PSG)
2位:マルコ・ヴェッラッティ 95本(PSG)
3位:トーニ・クロース 79本(レアル・マドリー)
4位:マクスウェル 67本(PSG)
5位:ブレーズ・マテュイディ 57本(PSG)
6位:チアゴ・シウヴァ 55本(PSG)
7位:セルヒオ・ラモス 42本(レアル・マドリー)
7位:カゼミロ 42本(レアル・マドリー)
9位:マルセロ 41本(レアル・マドリー)
9位:ダニーロ 41本(レアル・マドリー)

最多のパス数を記録したのは、この日PSGのアンカーでプレーし、積極的にゲームの組み立てに参加していたティアゴ・モッタである。

【次ページ】誰よりもパスしていたのは、モッタだった!