リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が古巣ドルトムントからの補強を狙っていると報じられている。
先日、リヴァプールの新監督に就任したクロップ。古巣の選手たちを獲得するつもりが無いことを明言してきたが、今シーズンのリヴァプールはFWの軸を決めきれずにいる。
『Le 10 Sport』によれば、クロップもFWの補強が必要だと考えており、古巣で現在絶好調のガボン代表FWピエール・オーバメヤングの獲得に興味を持っているという。
今シーズンのオーバメヤングはブンデスリーガ10試合で13ゴール。素晴らしいスタートを切っており、ドイツ国外のクラブが興味を示している状況にある。
オーバメヤングをドルトムントへ連れていったのがクロップであり、その関係性は非常に強い。しかし、当初のクロップの発言を考えれば、古巣に迷惑をかけるシーズン中に引き抜く可能性は低そうだ。
特に、フランスの雄であるPSGはオーバメヤングを狙うクラブの1つだ。PSGはズラタン・イブラヒモヴィッチとエセキエル・ラベッシが今シーズン限りで契約満了。退団が濃厚なためFWの補強に動いている。
オーバメヤングは元サンテティエンヌであり、リーグ・アンでの活躍が認められてドルトムントに移籍した経緯があり、PSGとしては”保証のある”選手といえるだろう。
なお、オーバメヤングとドルトムントの契約は2020年の6月30日となっている。