選手の健康状態は、パフォーマンスに大きく関係してくる。

最大のパフォーマンスを発揮するにはある程度健康的であることが求められるからだ。そう考えると、サッカー選手にとって健康であるというのはかなり基本的なことなのかもしれない。

そんななか、イギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンがこんな研究成果を発表したという。英国『Mirror』が伝えている。

同大学はこのほどマンチェスター・ユナイテッド、ハル、サウサンプトン、スウォンジー、ウェストハム、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン、カーディフ、シェフィールド・ユナイテッドの8クラブに在籍する187選手の「歯」および「歯茎」を調査したそうだ。

その結果、少なくとも虫歯が一本でもある選手は37%おり、充填材(詰め物)が必要である選手は77%いた。これらは全国的な数値より悪い結果であるようだが、その理由については不明であるという。

また、45%以上の選手が「口腔的な健康問題に悩まされている」と答え、7%がそのことによるトレーニングやパフォーマンスへの影響についても話したようだ。

歯の健康状態についてはチームによって差があり、このことから選手の虫歯を妨げより良い状態に保ち続けさせる役割がクラブにもあるのではないかと指摘されている。クラブによって選手に提供する食事や水分が異なるからだ。

この調査をふまえ研究者は「プロサッカー選手の歯の状態は悪い。このことは健康やパフォーマンスに影響を与える。プロサッカー選手における歯の健康を促進させるためのしっかりとした戦略が直ちに必要だ」と見解を述べている。

ちなみに、この研究では明らかにされていないが、「スポーツドリンクが歯に悪い」という調査報告もあるそうだ。仮にこの関係が事実であれば、サッカー選手としては考えなくてはいけない事実であるが…。