今季信じられない不調に陥っているチェルシー。モナコからのローンで加入したラダメル・ファルカオも厳しい状況に置かれている。

そんな彼だが、ポルトとアトレティコ・マドリー時代には圧倒的な得点力でリーグを席巻していた。

今からちょうど5年前の2010年11月7日に行われたポルト対ベンフィカのオ・クラシコで決めたゴールは変態的であった。

右サイドからのクロスにボックス内中央で合わせたファルカオ。

ポジショニングも見事なのだが、合わせ方が物凄い。体を回転させながらジャンプし、空中でのバックヒールでボールにヒットさせた。完全にゴールに背を向けた状態だったのだが、いやはやお見事である。

まさにストライカーとして最高潮にあったことを窺わせるような衝撃弾であった。

この試合ポルトはエスタディオ・ド・ドラゴンで宿敵から大量5ゴールを奪い、5-0の完全勝利を収めている。かなり豪華だった両チームのメンバーも振り返っておこう。メンバー表は『zerozero』より。

ポルトはファルカオ、フッキ、ヴァレラの3トップに、中盤はジョアン・モウティーニョにグアリンなど。

ベンフィカのほうはアイマールにダヴィド・ルイス、ファビオ・コエントラォンらがいた。ハメス・ロドリゲスとニコラス・ガイタンは控えからの出場であった。

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