先週末に行われたアーセナル対トッテナムのノースロンドンダービー。

イングランドでも指折りのダービーマッチとして有名な対戦だが、この試合ではひときわ激しいマッチアップを見せた選手たちがいた。

アーセナルFWオリヴィエ・ジルーと、トッテナムDFヤン・ヴェルトンゲンだ。

この試合にともに先発出場した両選手は対峙する場面が多く、試合序盤から激しくやり合っていた。

なかでもヒートアップしたのはこのシーン。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

トッテナムのリードで迎えた30分過ぎ、ペナルティエリア内でマッチアップしていた両選手はお互いでお互いを掴み合うと、ジルーがそれを引き離そうと力ずくで吹き飛ばす。

しかし、ヴェルトンゲンは再びジルーを抱えるようにして掴むと、ジルーはエリア内で倒れてしまいあわやPKとなったのだ。

さらにこの直後、立ち上がったジルーはヴェルトンゲンに対して胸で体当たりをキメている。どちらの選手にもイエローカードは出されなかったが、まさに一触即発の事態であった。

さて、そんなこの試合では中継には収められていなかったものの、もっと酷い衝突シーンがあったようだ。

【次ページ】ヴェルトンゲン、それはアウト…