今年最後のインターナショナルマッチウィークがついにスタート。
昨日は日本代表がワールドカップのアジア2次予選でシンガポールを下し、中国にいたってはブータンを12-0で撃破している。さらに、ヨーロッパではEURO2016のプレーオフが行われ、ハンガリーが敵地でノルウェーを下すサプライズを見せた。
カレンダー的にもこの13日を境にいよいよ本格的に試合日が続くことになるのだが、なかでも豪華な試合が集中しているのが明日14日(土)だ。
実は今回のインターナショナルマッチウィークにはビッグマッチや注目のカードが目白押しであり、以前そのまとめ記事もお届けした。しかし、その中でも特に好カードがたくさん組まれ、様々な種類のゲームも行われるのが14日なのだ。
今回は、日本時間14日に開催される注目のゲームを改めてまとめてみたいと思う。
国際親善試合
カタール 対 トルコ
(午前2時30分キックオフ)
・ウェールズ 対 オランダ
(午前3時45分キックオフ)
・ポーランド 対 アイスランド
(午前3時45分キックオフ)
・チェコ 対 セルビア
(午前4時30分キックオフ)
・ベルギー 対 イタリア
(午前4時45分キックオフ)
・スペイン 対 イングランド
(午前4時45分キックオフ)
・スロバキア 対 スイス
(午前4時45分キックオフ)
・フランス 対 ドイツ
(午前5時キックオフ)
EURO2016 プレーオフ 1stレグ
・ボスニア・ヘルツェゴビナ 対 アイルランド
(午前4時45分キックオフ)
2018年ワールドカップ 南米予選
・アルゼンチン 対 ブラジル
(午前9時キックオフ)
国際親善試合ではウェールズ対オランダ、ベルギー対イタリア、スペイン対イングランド、フランス対ドイツというビッグカードが続く。オランダを除く7チームがEURO本戦出場を決めており、見応え十分の試合であろう。
さらに、ヨーロッパでは引き続きEURO2016予選のプレーオフが開催に。ボスニア・ヘルツェゴビナ対アイルランドの試合はゼニツァで行われるが、こちらは真剣勝負の公式戦。上述したスペイン対イングランド、ベルギー対イタリアというカードと同時間キックオフなのが勿体ないくらいである。
そしてこの14日をより好カード満載にしたのは、2018年ワールドカップ南米予選アルゼンチン対ブラジル戦の延期だろう。当初13日に予定されていたこの試合は、会場であるエル・モヌメンタルの天候不良により延期が決定。試合は翌日に持ち越され、日本時間14日(土)の開催となったのだ。
南米では“クラシコ”と呼ばれる両者の一戦。日本時間午前9時キックオフということで、かなりチェックしやすい時間でもある。
さらに、日付が変わった15日(日)午前0時からは、デイヴィッド・ベッカムが主宰するUNICEFのチャリティマッチがある。
こちらの試合にはジネディーヌ・ジダンやライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ロナウジーニョといった1990年代から2000年代にかけて活躍したスター選手が勢揃いする予定であり、一味違った楽しみが見出せそうだ(詳細はこちら)。
もちろん14日には残り2試合となったJ2も開催され、福岡対愛媛の上位対決もある。また、天皇杯では神戸対横浜FM、仙台対松本、鳥栖対山形の3試合が開催予定。
サッカーファンにとっては、朝から夜まで試合三昧の素晴らしい一日になりそうだ。