『FOX Sports』は「UAE代表監督を務めているマフディ・アリ氏は、草の根の開発に投資することの重要性を語った」と報じた。
かつて代表選手であったが、引退後にはエンジニアとなり、アマチュア指導者としてユース代表の監督を務めた経験を持つマフディ・アリ。
U-20、U-23など各年代で指揮を執り、ロンドン五輪に出場するなど評価を高め、フル代表にのしあがってきた人物である。同国の中では非常に珍しい自国人の監督だ。
1月に行われたアジアカップでは日本代表とベスト8で対戦し、ディフェンディングチャンピオン相手にPK戦で勝利を収めるという歴史的な結果も得てきた。
17日に行われるマレーシア戦を前にマフディ・アリ氏は会見に臨み、サッカーは草の根の開発が重要で、ピッチ内ではハードに戦ったチームが勝つものだと話した。
マフディ・アリ
(UAE代表監督)
「(UAEは強化が成功している。その理由は?)
UAEは草の根のサッカーに多額の投資を行ったんだ。それは2004年に全てが始まった。どのようなサッカーチームであっても、草の根の開発を必要としているものだ。
それが正しい方向であれば、結果が得られる。
我々の選手の一部は、10年もの間私と共に働いている。彼らは同じ年齢層から共に歩みを進めてきている。
今、我々は強力な青少年の育成から恩恵を受けているのだよ」
「(9月にマレーシアには10-0と勝利しているね?)
我々は過去の結果については気にしていない。私にとってサッカーは単純な物だ!
『フィールドでハードに戦うチームが、結果を得ることが出来る』とね。我々は十分に準備されている。勝利のために戦うよ」