『Daily Mail』は「ディディエ・ドログバは、自身2冊目の自伝を出版する」と報じた。
ドログバの2冊目の自伝『Commitment : My Autobiography』は11月19日に発売される。日本では時差の問題で先んじてリリースされており、AmazonではKindle版も。
『Daily Mail』はその中身を抜粋していくつかのエピソードを紹介しており、その中にはランパードやテリー、フアン・マタらとの関係も明かされているようだ。
「(トレーニングの最初の日について)
若く見えたが、大きくて強い男に気付いた。彼はそのように振る舞っていたので、私は『彼はリザーブから来たんだな』と仮定したんだ。
興味深いなと思った。ちょっとした経験を得るために呼び寄せられたんだなと。
トレーニングセッションが終わりそうなころ、私は他の選手に『あの若い選手は誰?』と聞いたんだ。
そうしたら彼は笑って『キャプテンだよ!ジョン・テリーだ』と答えたんだ。
私はチームのことについて僅かしか知らなかったんだ。新しいキャプテンだなんて気付きもしていなかったよ」
John Terry & Frank Lampard celebrating their first Premier League title in 2004.
#CFC pic.twitter.com/8PoIUpTY
— TrueBlue™ (@M7mmd13) 2012, 11月 2
チェルシーに加入してしばらくは、ドログバはあまり高い評価を受けられず批判の標的にもなった。フランスに戻ることもオプションにあったという。
しかし、ドログバがチェルシーに残留することを決めたのは、フランク・ランパードのテキストメッセージがあったからだったようだ。
「私を(チェルシーに)留まらせるよう、一人で説得した男がいる。それはフランク・ランパードだ。
『やあ、DD(ドログバ)。僕は君に残って欲しい。なぜなら、我々は共にリーグを勝ち取らなければならないからだ。そして、共にチャンピオンズリーグを制覇しよう!』とね」