MLSでのファーストシーズンを終えたスティーヴン・ジェラード。この1月にはレンタルで古巣リヴァプールへの復帰も噂されている。

そんななか、『eurosport』でのインタビューにおいて、その可能性を否定したようだ。

それによれば、ジェラードはこう述べたという。

スティーヴン・ジェラード(LAギャラクシーMF)

「僕は代表チームから引退しているので、ヨーロッパに行って自分自身を証明する必要はない。

いくらかの休みをとる必要がある。とても長い来シーズンが待っているからね。なので、強くなって戻ることがとても大事になる。休んで、再びやる準備をする」

来年からの長いシーズンに向けて休息を取る必要性を語ったというジェラード。また、プレミアリーグの現状などについても語ったそうだ。

「そこ(リヴァプール?)でリーグを勝ち取るのは素晴らしいことだと思う。でも、それは3度も2位に終わったことを償うことには間違くなくならないだろう。それはとても腹立たしく失望する瞬間だったし、絶対に忘れないだろう経験さ」

「僕は自分自身とチーム(ギャラクシー)に集中し、責任を持つ必要がある。イングランドでチャンピオンになることではなくね。

ただ、もちろんプレミアリーグはとても難しいものさ。毎年アブラモヴィッチ氏とシティのシェイク(・マンスール)は莫大な資金を費やしている。リヴァプールやトッテナム、アーセナルといったクラブにはかなり難しいものになっているよ。

ここ(アメリカ)ではより均一で、バランスが取れていると思うね。不満を言っているわけではないよ。これはルールだ。それが現実なんだよ」

2016年限りでの現役引退も仄めかしているジェラード。この冬の欧州復帰については自ら否定した形だが、それでも冬には去就について騒がれそうだ。

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