現在、プレミアリーグにおいて最も旬な選手といえるのが、レスターのFWジェイミー・ヴァーディだ。

あのルート・ファン・ニステルローイが持つプレミアリーグ10試合連続得点に並び、今度は新記録樹立が期待されている。そのヴァーディといえば、かつては普通の仕事をしながらノンリーグでプレーしていた異色の経歴をもつ“成り上がり”としても知られる。

その彼が、かつての自分と同じ状況にある選手たちに救いの手を差し伸べるためのアカデミーを設立することになるようだ。『guardian』が伝えている。

ヴァーディはその設立のためにここ半年間ほど取り組んできたそう。

60人のノンリーグの選手たちが、試合でのあらゆる側面についてのコーチングやガイダンスを受けられる滞在型キャンプの設置を計画しているとのこと。また、プロリーグを目の前にしてプレーするチャンスを提供(ステップアップのための機会提供)することも考えているという。

ジェイミー・ヴァーディ(レスターFW)

「そこ(ノンリーグ)にはかつての自分と同じような状況にある選手たちがいる。ただチャンスが必要なんだ。

まずます多くの選手たちがシステムから早くに抜け落ちている。自分の場合はシェフィールド・ウェンズデイの時で16歳だった。彼らは僕のことを小さすぎると思ったからさ。

どんな気持ちだったか覚えているし、カムバックすることやプロの試合について考えることすら難しかった。

そのことについて自分にできることを最近考えていた。タレントを発掘して、その選手たちに挑戦(するチャンス)を与えるために『V9』を立ち上げることを決めたんだ。

うまくいけばプロ契約を得られるし、それだけでなく最高レベルにおいてプロになるためには何か必要とされるのかを学び理解することにもなる」

ヴァーディと彼のエージェントであるジョン・モリスは来年5月に応募を開始し、(今から?)1年後に最初の採用者が決まることになるようだ。

なお、すでに『V9』アカデミーのHPは立ち上げられている。詳しくは以下のアドレスからどうぞ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介