9月12日、『Shieldsgazette』は「元アルゼンチン代表MFフリオ・アルカは、サウス・シールズでのデビュー戦で得点を決めた」と報じた。

フリオ・アルカは1981年生まれの34歳。かつてサビオラやブルディッソ、マキシ・ロドリゲスなどと共にU-20ワールドカップを制したことでも知られる名レフティである。

若くしてイングランドに渡り、サンダーランドとミドルズブラで長く活躍を続けたものの、30代に入ってからは慢性的な怪我に苦しみ、2013年にプロサッカーからの引退を表明せざるを得なくなった。

しかし、若くして引退したためかまだサッカーへの情熱を失っておらず、昨年は友人に誘われてサンダーランド地域リーグ2部のウィローポンドFC(近所のパブのチームだったらしい)に入団し、アマチュアでピッチに復帰。

当時はしばらくしたらアルゼンチンに戻ってメディアやコーチングの仕事を始めるというコメントを発表していたものの、今夏はサンダーランドの下部組織で指導を始めると共に、ノーザン・リーグ2部のサウス・シールズに入団。アマチュアではあるがステップアップを果たしたのである。

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