ユーモアの国と言えるイギリスでは、フットボールにおいても様々な話題で見る者を楽しませてくれる。
先日、『BT Sport』では今季のバイエルン・ミュンヘンにGKマヌエル・ノイアーがいなかったとしても、それでもまだ彼らはリーグ首位であるという話題を伝えていた。
Incredible stat from @acjimbo - if every shot @FCBayern faced this season had gone in, they'd still be top! #BTEFS https://t.co/Gwxhd44whM
— BT Sport Football (@btsportfootball) 2015, 11月 22
これは今季バイエルンが枠内に打たれたシュートが全てゴールになっていた場合、つまりGKがいなかったら…というありえない仮の状況について言及したものである。つまり、バイエルンは相手にシュートを許すことすら少ないということの裏返しとも言える。
この企画を受けて、『Mirror』でも同じような試みをしていた。
それは、もし今季のプレミアリーグで枠内シュートが全てゴールになっていたら…というもので、もしGKがいなかったらその順位表はどうなっているかというものだ。
2位 マンチェスター・シティ 32
3位 アーセナル 27
4位 サウサンプトン 27
5位 レスター 25
6位 リヴァプール 24
7位 クリスタル・パレス 22
8位 マンチェスター・ユナイテッド 21
9位 ボーンマス 19
10位 スウォンジー 18
11位 ニューカッスル 17
12位 チェルシー 15
13位 WBA 15
14位 ノリッジ 14
15位 ウェストハム 14
16位 ワトフォード 13
17位 エヴァートン 12
18位 ストーク 9
19位 アストン・ヴィラ 6
20位 サンダーランド 4
数字はシュート数ではなく勝ち点。
もしGKがいなかったらというありえない状況を仮定した場合、首位になるのはトッテナムだそう。実際には5位のトッテナムは今季のシュート総数が151本で、1試合平均は11.62本(リーグ公式のデータだが、おそらく枠外含む)。
逆に現在首位のレスターはこの場合だと5位になるようだ。
そして、最下位はサンダーランド(実際は18位)。彼らのシュート総数は90本で、1試合平均は6.92本。トッテナムに比べておよそ半数の値だが、枠内に限るとより低くなるのかもしれない。そして、失点数でもワースト2位であることから、相手からの被弾率も高そうだ。
無論この順位づけ自体には何の意味もなく、単なるお遊びだろう。それでも、色々な楽しみ方を提供してくれる英国メディアはさすがである。
ちなみに、13節を終えての実際の順位表はこちら。
AS IT STANDS
@LCFC lead the way at the end of Matchweek 13 in the Barclays Premier League... pic.twitter.com/7mflOfIWEw
— Premier League (@premierleague) 2015, 11月 24