J1昇格プレーオフの問題点

J1昇格プレーオフも盛り上がったが、こちらはチャンピオンシップと違い、引き分けの場合は成績上位のチームが優先された。そこは納得のいくものだ。

ただ中立地で行われるはずの決勝戦・福岡対セレッソの開催地がヤンマースタジアム長居――リーグ3位の福岡ではなく4位セレッソのホームスタジアムになってしまったのは問題ではないか。もちろん事前に決まっていたことで、国立競技場を使用できない事情もあるが、そもそも「中立地」で行う必要があるのかも含めて議論が必要であろう。

勝ち点80以上を獲得しながらプレーオフに回ることとなった福岡にとっては全てが厳しい条件に映る。今後はレギュラーシーズンに獲得した勝ち点次第で、条件を変えるといった工夫も求められるかもしれない。

準決勝2試合が同時刻に行われたことにも苦言を呈したい。次の試合までの時間を一律にするという意味では公平かもしれないが、1週間の間隔が空くのであれば別々にしてもさほど問題ではない。そもそもそこまで厳密に公平性を期すのであれば、会場が長居になることはないだろう。

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