2日、イタリア・セリエAのラツィオは公式サイトで「ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFセナド・ルリッチは、粉砕骨折と外傷性切断を負い手術を受けた」と公式発表した。
ルリッチは2011年にヤングボーイズ・ベルンからラツィオに加入し、これまで長く主力の一人としてプレーしてきた。
しかし2日の午後に行われたジムでのトレーニングにおいて、右手薬指を切断、そして中指を骨折するという大きな事故に見舞われたという。
その後すぐに病院へと運ばれ、2本のピンを埋設すると共に、切断部を縫合する手術が行われたとのこと。
『Gazzetta dello Sport』によれば、事故はルリッチが手を滑らせたことにより、落下したトレーニング器具と床の間に右手が挟まれてしまったという状況であったようで、その際には相当な痛みがあったという。
数時間以内に手術が行われているが、今のところその指を保存する方向で動いているかどうかについては明かされていない。
これについては72時間の入院が終わった後に判明すると考えられており、今後の状況が注目される。
なお、ピッチへの復帰についてはおそらく1ヶ月あまりが必要になると予想されている。