『Daily Mail』は「イングランド・プレミアリーグのリヴァプールでスカウトを務めるバリー・ハンター氏は、先週末バーミンガム・シティ対ハダーズフィールド・タウンの試合を見に来ていた」と報じた。

記事によれば、ハンター氏がチェックしていたのはこの試合に出ていた2名の若手であるという。

一人はバーミンガム・シティのFWデマライ・グレイ。1996年生まれの19歳で、圧倒的なスピードを持つドリブルから、イングランドのユース年代ナンバーワンウイングとして評価されている選手だ。

2013-14シーズンに若くしてデビューを飾ると、昨季は41試合に出場して6ゴールを決めるなど主力の一人に成長し、今季も既に19試合でプレーしている。

今年のトゥーロン国際大会にも出場を果たしており、代表でのキャリアも期待されている新鋭である。

先日バーミンガム・シティとの間で新たに3年の契約を結んでいるものの、数々のビッグクラブが注目していると報じられている。

そしてもう一人はハダーズフィールド・タウンに所属しているDFベン・チルウェル。彼も同じく1996年生まれの18歳で、現在はレスター・シティからのレンタルで所属している。

昨年レスターのアカデミーでは最優秀選手賞を獲得し、今季は30番のシャツも与えられており、リーグカップにも出場。しかしトップチームではなかなか出番がなく、11月19日にハダーズフィールドへと貸し出されている。

彼に対してはアーセナルのスカウトであるスティーヴ・ローリーも注目していると言われ、イングランドの若手ナンバーワンレフトバックであると評判だ。

トッテナムやマンチェスター・ユナイテッド、ボーンマスなど多くのクラブの名前が浮上しており競争は激しいものの、リヴァプールは現在アルベルト・モレノがレアル・マドリーに狙われていると言われる身。

ジョー・ゴメズが大怪我でシーズン絶望となっている中、最終ラインについては万が一のことを考える必要もあるのかもしれない。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介