8日、『BT Sports』は「チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、まだアブラモヴィッチ氏からの信頼を得ていると話した」と報じた。

一時はやや復活の兆しを感じさせていたものの、先週末のプレミアリーグでもボーンマスに敗れ、再び苦しい状況に陥ってしまったチェルシー。

チャンピオンズリーグではFCポルトを相手に引き分けさえすれば決勝トーナメントに進出できるが、それだけで危機を乗り越えられるわけでもない。

チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は以下のように話し、今の状況はかなり厳しいことを認めつつ、まだオーナーからの信頼がなくなったわけではないと答えている。

ジョゼ・モウリーニョ

「これは誰か一人の責任ではない。

もしも……はない。勝利するか、引き分けるか、負けるか。私は楽観的な人間だ。もしもはない。

私はこのクラブで多くの良いことをやってきた。私が持っている質を理解しているオーナーのために。

そして、オーナーが再び信頼を見せてくれれば――彼が私をチームに復帰させてくれたとき、そして新たに4年契約を結んだときにくれたものを再び手渡してくれれば。オーナーが風を変えようとする人物だとは思わない。

私は、この結果から吹いてくる風が重要なものだということは知っている。プレミアリーグでの結果は本当に悪いので、その風はとても強い。

しかしオーナーは私が誰であるかを知っている。私がクラブとオーナーに与えてきたものを知っている。彼は私がこの仕事に適した男だと信じている。

私は今、オーナーのことについては話していない。現実の状況について話している。

誰もがこの悪い結果を読むことが出来るし、監督に全ての目を向けることも出来る。結果を見て、選手の許容できないほど劣ったパフォーマンスに目を向けることも出来る。

誰もがこれに目を向け、そして我々があらゆる大会で受けてきた不運な決定にも目を向けることが出来る。プレミアリーグだけではなくね。

様々なものに目を向けることが出来、誰もが判断を下せるものだ」

「(アレックス・ファーガソンが君を擁護していたが)

私はそれを見ていない。一部の人がそれについて話していた。

これは本物の友人なのか、ニセモノの友人なのかの違いだ。サー・アレックスは友人だ。明らかにその言葉はとても良い。彼は好き嫌いだけでものを言うタイプの人間ではない。

彼の分析はいつも正直だし、私は彼に感謝している」

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