第5節終了時点、グループEで勝ち抜けを決めていたのはバルセロナのみ。

レヴァークーゼンはローマと同じ勝ち点5であったのだが、直接対決の結果により3位に甘んじていた。しかし、最終節の結果次第ではレヴァークーゼンが逆転で勝ち抜けを決めることもできた。

そして迎えた第6節、レヴァークーゼン対バルセロナ戦は1-1のまま後半アディショナルタイムに突入。この時、裏で行われたローマ対BATEボリソフ戦もスコアレスドローであった。

つまり、ここでレヴァークーゼンがゴールを奪いローマ戦がこのまま終了すれば、レヴァークーゼンが2位に浮上し決勝トーナメントに進出できたのだ。

バルセロナ相手に多くのチャンスを掴みながら、この試合で勝ち越しゴールを奪うことのできなかったレヴァークーゼン。そうした状況で巡ってきたのだが、この大チャンスだったのだ。

あのような場面でも強引に右足を振り抜くのがベララビの良さでもあり、どんな状況でもフリーになって見せるのがチチャリートの武器である。見ていてちょっとヒヤリとするシーンであったが、両選手の勝負へのこだわりが感じられるシーンだった。

なお、試合はこのまま1-1で終了。ローマ対BATEボリソフ戦も0-0でタイムアップとなったため、レヴァークーゼンは3位でUEFAヨーロッパリーグに回ることとなった。

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