『voetbalzone』は「元ドイツ代表のローター・マテウス氏は、メフディ・ベナティアはバイエルン・ミュンヘンで必要とされる能力を持っていないと話した」と報じた。
2014年の夏に2600万ユーロ(およそ34.8億円)でローマからバイエルン・ミュンヘンへと移籍したベナティア。その価格の高さから期待は集めたものの、グアルディオラ監督率いるチームで存在感を見せられずにいる。
現在はかつて所属していたローマへの復帰という噂も流れており、チームでの時間はそろそろ終わってしまうのではないかとも報じられる状況にある。
マテウス氏は『Bild』の取材に対して以下のように話し、求められている『第二のボアテング』には誰もが届いていないと答えた。
ローター・マテウス
「バイエルン・ミュンヘンは、数年前からずっと『第二のボアテング』を探しているんだ。
ホルガー・バートシュトゥーバーは、ボアテングの信頼できるパートナーとなるにはあまりにも怪我が多すぎる。
ハビ・マルティネスはそのポジションを務めることが出来た。しかし、彼も同様に怪我のために相当な間起用することが出来なかった。
バイエルン・ミュンヘンは、ローマからメフディ・ベナティアを獲得した。なぜなら、ディフェンスに怪我が多かったためだ。
しかし、ベナティアがバイエルンにとって十分に良くないということは現在明白になっている。
彼はバイエルンのためにプレーするだけの能力を欠いている。彼に対しては金銭を支払いすぎた。
ベナティアはストッパーとしては適切だ。空中戦に強さがあり、1対1にも強い。しかし、一方でグアルディオラのスタイルで求められる技術力が欠如している。
彼は決してスピードのあるディフェンダーではない。グアルディオラ率いるバイエルン・ミュンヘンが求めるようなね」