26日、『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのローマは、1月のマーケットにおいて2名のディフェンダーを獲得することを検討している」と報じた。
今季に入ってから公式戦18試合で31失点を喫しているローマ。クリーンシートはわずか2試合しかない状況で、守備には大きな問題を抱えている。
セリエA制覇に向け、ヴァルテル・サバティーニSDは最終ラインの改善に着手しており、1月のマーケットで補強を行うようだ。
そのターゲットとなっているのは、バイエルン・ミュンヘンのモロッコ代表DFメフディ・ベナティア、そしてウディネーゼのDFトマ・ウルトーであるという。
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また、トマ・ウルトーは1988年生まれの27歳。フランス出身のセンターバックであるが、母国ではカーンでプレーしたのみで、有名になったのは2012年にウディネーゼへと加入してからだ。
フランス時代も「隠れた名CB」として一部では有名だったが、セリエAでもコンスタントに出場機会を掴んできた。
現在は怪我で離脱しているが、今月末には復帰が可能だと考えられており、いくつかのクラブに注目されているとも言われている存在だ。
ローマは、脳外科手術から復帰しつつあるレアンドロ・カスタンについては1月のマーケットで放出することを考えているとのことで、何らかの補強が行われるのは確実だと予想されている。