13日、リヴァプールの公式サイトはWBA戦後に行われたユルゲン・クロップ監督の記者会見を伝えた。
ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンを相手に先制するも、その後逆転を許したリヴァプール。後半ロスタイムにオリギのゴールでなんとか追いつき、ドローに持ち込んだ。
これで直近の公式戦3試合は1敗2引き分けとなり、一時期の好調さが影を潜めている。クロップ監督は、相手の性質は非常にプレーしにくいものだったと話し、批判が集まるGKミニョレを擁護した。
ユルゲン・クロップ
「昨日、我々は特別な雰囲気について話していた。そして、今日は特別な雰囲気だった。
これはハードな試合だった。木曜日には氷上でプレーした。今日は壁を相手にした。我々は良いプレーをして、チャンスも作った。あらゆるものを作った。
彼らは二つのセットプレーを生かした。我々がこれまでセットプレーでどれだけ失点してきたかは分からないが、98%かそのあたりだったような気がしてくるね。
我々は良く守っていたし、全ては良かった。このようなチームを相手にチャンスを作るのは簡単ではない。特に木曜日にプレーした後ではね。
常にロングボールを蹴ってくる相手と戦うなら、それはセットプレーだけを求めているということだ。それは本当に、本当にハードだ。
おそらく観衆は残念がっているだろう。でも彼らは我々をそう感じさせてはいない。我々は試合の全てで集中していたし、最後まで勝ち点を求めた。
それは3ポイントのように感じるよ。1ポイントしか取れてないことは知っているけどね。そう感じる。
あの瞬間は爆発したね。それはここに来てから最高の雰囲気だった。私はそれを本当に楽しんだよ。
それがイングランドでは普通なのかどうかは分からないが、私は感謝を伝えたい。チームに寄り添う。それは素晴らしい。
時に、正しい方法で取る1ポイントがより重要なこともある。皆が3ポイントを求めていることは知っているけどね。順位表では重要だ。
しかし、我々の開発においては、多くの違った物事が重要になる。このようなスタイルのチームを相手にすると言うね。
誰もが我々に言う。このようなチームとは戦えないと。いや、我々はやれる。我々は何でも出来る。
ボックスに入って、チャンスを作り、素晴らしいゴールを決めた。全ては……彼らが2回のセットプレーをモノにしたってことだ」