15日、『Tuttomercatoweb』は「ボカ・ジュニオルスに所属しているFWジョナタン・カジェリの代理人は、インテルと契約を結んだと話した」と報じた。
ジョナタン・カジェリは1993年生まれの22歳。2014年にオール・ボーイズからボカ・ジュニオルスに加入し、今夏からはカルロス・テベスとコンビを組んできたストライカーである。
今季のアルゼンチンリーグで10ゴールを決めた新鋭ストライカーには、チェルシーやインテルが興味を示していると言われ、去就が注目されていた。
一時はチェルシーとの事前合意があるとも報じられたのだが、それから目立った進展は無かった。しかし、代理人を務めているファビオ・アミクッチは以下のように話し、インテルに移籍することを明言した。
ファビオ・アミクッチ
「インテル、そして彼の父親は、ジョナタンに5ヶ月の猶予を与えることを決定した。イタリアのリーグに馴染むためのね。
現時点でアルゼンチンのリーグとは大きな違いがある。従って、彼はセリエAへと行く。スペインや他の場所ではなくね。
ローン先? それはキエーヴォかボローニャになる。彼らはインテルとの間に素晴らしい関係があり、EU外選手の枠も空いている。
現時点でカジェリはEUのパスポートを持っていないことを考えれば、それは議論の余地がない点だ。パレルモ? それはもはや可能な選択肢ではない」
しかし、この1日後にインテルのSDを務めているピエロ・アウジリオ氏は『Sky Italia』の取材に対して以下のように話し、そもそもカジェリとの契約は何もないと答えている。
ピエロ・アウジリオ
「我々は彼を追跡してはいる。興味深いプロファイルを持っている。しかし、現時点ではそれ以上のものはない。
私は笑わせられるようなものをいくつか読んだよ。そこに何の契約もない。
我々は夏にとても激しく動いた。そして、もし1月に起こるのであれば、それは落ち着いたものになる。我々は大きな変化は必要としない。
新しく10名の選手を適応させたロベルト・マンチーニの素晴らしい仕事には驚かされた。我々は落ち着きたくはないが、次の5月に目を向けている」