FK編
2012年9月に行われた、ドイツ4部ロート=ヴァイス・エッセン(RWE)対フォルトゥナ・デュッセルドルフII戦でのワンシーンより。ボール周辺に集まった多くの選手が譲り合うようなフェイクをかけつつ、最後は13番のMFケヴィン・グルントが左足を振り抜いて鮮やかにネットを揺らしてみせた。 あっけにとられたゴールキーパーは一歩も動くことができず、してやったりである。
アルゼンチンのフットサルチーム、17 de Agostoがアメリカ戦で見せたフリーキックがこちら。ボールを蹴ろうとしたアグスティン・モラレス選手とアーロン・ルビーニ選手がぶつかって倒れた直後、間髪入れずにオスカル・アリエタ選手がシュートを放つと相手ネットを揺らすゴラッソに! この見事なトリックプレーで試合は9-9の同点となった。
レオナルド・バリオス監督は「私と自分自身を信じてくれた選手たちに感謝したい。 我々は歴史を刻んだグループであり、みんなが『17 de Agosto』のファミリーさ」と入念に準備したことを明かしている。ドイツのケースが譲り合いならこちらは倒れ合いといったところか。