『FourFourTwo』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルで監督を務めているアーセン・ヴェンゲル氏は、結束力がサッカーで過小評価されていると話した」と報じた。
今夏のマーケットでペトル・チェフ以外の主な選手を獲得することなく、チームを安定させることに力を注いだヴェンゲル監督。
怪我人の続出には苦しめられているが、チームはその中でより一貫した戦いを見せており、現在はレスター・シティに次ぐ2位に付けている。
本日サウサンプトン戦を控えているヴェンゲル監督は以下のように話し、現代の社会ではクラブの内部が団結することがより重要になっていると主張した。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「今日の社会は、常に新しいものを望んでいるんだ。毎分毎秒ニュースがある。そして誰もが新しい何かが発表されることを必要としている。
しかし、忘れてはいけないのは、サッカーはそれと同じように団結、組織力に依存するものでもある。それらに対する人々の欲求はわずかに少ないようだ。
だが、私はまだ『成功は才能の結合によって成し遂げられる』と考えている」
「団結は、現在我々の社会において過小評価されている物事だ。なぜなら、新しい何かを求める欲求が常にあるからだ。
それはより難しくなってきている。なぜなら人々がより知識を増やしているからだ。彼らはすぐに知ってしまう。
チームが試合に負けたとき、誰もが意見を持つ。それは、環境をそれまでよりも不安定にさせる。
そして、おそらくクラブの内部での団結はより重要になっている。それを不安定にさせる要因に対して、抵抗しなければならないからだ」
「我々の記録を見れば良い。アーセナルはより一貫性を備えている。
私は昨日見たのだが、誰かが2015年の順位表を作っていた。そして、我々はそこで誰よりも上にいた。一貫性が素晴らしかったんだ」