プレミアリーグでは例年、12月26日に試合を行うという文化がある。
“ボクシング・デー”と呼ばれるこの日は祝日にあたり、今年もリヴァプール対レスター戦など第18節の全10試合が行われる。
そんなボクシング・デーとの相性が良い監督やチームについて、英国『Mirror』がデータを紹介している。
記事によれば、この日行われた試合で最も勝率が高いのはアーセン・ヴェンゲル(現アーセナル監督)で、その率は75%であるそうだ。
ヴェンゲルはこれまでプレミアリーグではアーセナルしか率いていたないため、この数字はここ20年ほどのアーセナルの勝率とも言い換えられる。以下、マーク・ヒューズ(現ストーク監督)が58%、トニー・ピューリス(現WBA監督)が50%と続く。
一方、ボクシング・デーと相性が悪い監督もいるようで、スティーヴ・マクラーレン(現ニューカッスル監督)の勝率は20%しかない。また、ロベルト・マルティネス(現エヴァートン監督)は17%しか勝てておらず、現在レスターを率いるクラウディオ・ラニエリに関しては0%であるという。
また、チーム別に見るとこのボクシング・デーに最も得点しているのはマンチェスター・ユナイテッドで1試合平均2.71。以下アーセナル(1.83)、マンチェスター・シティ(1.8)、ウェストハム(1.8)、リヴァプール(1.75)と続く。
記事ではこれらのデータを「クリスマスによる二日酔いから最も苦しむことになるのはどの監督とチーム?」というタイトルで紹介している。流石に二日酔いで試合い挑む選手や監督はいないだろうが、クリスマスという日はやはり特別であり、睡眠不足である選手はいるのかも…?