『Mundo Deportivo』は「イタリア・セリエAのインテルは、パリ・サンジェルマンに所属しているオランダ代表DFグレゴリー・ファン・デル・ヴィールの獲得に近づいている」と報じた。
グレゴリー・ファン・デル・ヴィールは1988年生まれの27歳。アヤックスの下部組織出身で、オランダで活躍した後2012年にパリ・サンジェルマンと契約した。
後にフランス代表DFクリストフ・ジャレのポジションを奪ってレギュラーに定着したものの、今季は逆にセルジュ・オーリエの壁に阻まれ出番が減少している。
インテルは現在所属しているスペイン人DFマルティン・モントージャが1月でチームを離れるのではないかと言われているが、ファン・デル・ヴィールを獲得出来ればその穴を埋めて余りある存在になるだろう。
しかし、パリ・サンジェルマンは残り半年しか契約が残っていないファン・デル・ヴィールに400万ユーロ(およそ5.3億円)という価格を設定しているようで、この額面通りの状況であればインテルにとっては厳しい取り引きになりそうだ。
インテルでは現在日本代表DFの長友佑都が契約更新を求めているという報道があるが、再び新たなサイドバックが獲得されるとなればまた一人ライバルが増えるかもしれない。