6日に開催されたセリエAの第18節。

この日行われた9試合の中でも特に派手な打ち合いとなったのが、キエーヴォ・ヴェローナ対ローマ戦だった。

初先発となった18歳のFWサディク・ウマルが7分に先制ゴールをあげ、37分にはアレッサンドロ・フロレンツィが追加点をあげローマがリードするのだが、前半終了間際に1点を返される。

さらには58分に追いつかれ71分にイアゴ・ファルケの素晴らしいシュートで3-2と逆転するのだが、85分にシモーネ・ペペに失点を許し3-3で試合は終了。ローマにとってはまたしても守備に不安を残す結果となってしまった。

結果的にはペペのゴールが勝負を分けたこの試合だが、そんな決勝点はゴールラインテクノロジーの判定によって生まれたものだった。

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85分、左斜め45度の位置でフリーキックを獲得したキエーヴォ。

ここからペペが直接狙い、ボールはゴールポストを直撃する。そしてそのボールをローマGKヴォイツェフ・シュチェスニが弾き、キエーヴォ選手の前に転ぶという展開になっていた。

ボールはあまりに高速であったため何が起きたか一瞬分からなかったのだが…その答えをゴールラインテクノロジーが教えてくれた。

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