2月13日、『AP』は「イタリア・セリエAは、2015-16シーズンに向けてゴールラインテクノロジーを導入する案を承認した」と報じた。

2013年に行われたコンフェデレーションズカップで初めて導入され、昨年のワールドカップでも使用されたことで知られているゴールラインテクノロジー。ボールがラインを割った際に審判に信号が送られ、得点になったかどうかを判別するシステムである。

イタリアサッカー連盟は昨年末から国内にゴールラインテクノロジーの導入を検討するという方針で一致しており、その後調査や会議が進められていた。

そして今回セリエAの会長を務めているマウリツィオ・ベレッタ氏が、金曜日の会議において全会一致でゴールラインテクノロジーの導入を承認したことを明らかにした。

また、これは2015年6月7日に行われるコッパ・イタリア決勝、あるいは8月のイタリア・スーペルコッパでテストされることも発表されている。

ただし、これらのシステム導入には多くのコストが必要となり、1スタジアムごとに25万ユーロ(およそ3400万円)がかかると見積もられているほか、それが各クラブの負担になることも問題点として指摘されている。

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