12月17日、『Eurosport』は「イタリアサッカー連盟は、国内リーグにゴールラインテクノロジーを導入するかどうかの研究を始めることを明らかにした」と報じた。
2013年に行われたコンフェデレーションズカップ、クラブワールドカップで導入され、夏のワールドカップではさらにアップデートされて使用されたゴールライン・テクノロジー。
ボールがゴールの中に入ったかどうかを正確に判別できるという機能を持つ反面、スタジアムにインストールするためには多額の資金が必要になるため、効果にコストが見合っていないという声も大きい。
記事によれば、17日に行われたイタリアサッカー連盟の評議会において全会一致で新しいシステムの導入の可能性を調査するためのグループを結成することに合意したとのこと。
会長を務めているカルロ・タヴェッキオ氏はその後の取材に答え、コストについてはクラブの負担となることも明らかにしている。
カルロ・タヴェッキオ イタリアサッカー連盟会長
「研究のための主題として、イタリアサッカー連盟は、次のシーズンに間に合うようにゴールライン・テクノロジーを導入するという目標を持っている。そのコストはクラブによって負担される」