過去に話題となった記事を振り返る恒例のプレイバック企画!
今回はアメリカ時間14日にMLSのドラフトが行われるということで、2015年10月22日に配信した「ドラフト1巡目指名で期待通り成功したサッカー選手たち」を振り返ろう。
今年はメリーランド州立大学に所属しているMF遠藤翼の指名も予想されており、木村光佑に続く「米大卒からの日本人MLSプレーヤー」が誕生するか注目だ。
所属などの説明は2015年当時のものなのでご注意を!
23日にプロ野球のドラフト会議が行われた。
選手が希望する球団に必ずしも入れるわけではないこの制度はまだ若い青年にとって悲喜こもごものドラマを生み、嬉し涙や悔し涙を流す様子は例年の風物詩ともなっている。
一方、年齢に関係なく才能のある選手を奪い合う弱肉強食のサッカー界ではJリーグを含めほとんど採用されておらず、長年実施してきた韓国も今年度をもって終了している。
例外的な存在は大学スポーツが盛んなアメリカで、1996年のMLS発足以来、4大スポーツと同じドラフト制を敷いて戦力の均衡を保ち続けてきた。
もちろん上位指名されたからといって成功が約束されるわけではない。プロの世界には過酷な競争が待ち受けており、実際には華やかな指名当日をピークに消えていく選手がほとんどなのである。
そんな日だからこそ、MLSのドラフト1巡目で指名された選手のなかからその後の厳しい競争を勝ち抜き、特に成功を収めた選手をご紹介しよう。
カルロス・ボカネグラ
力強いタックルと強烈なヘディングを武器に活躍したセンターバック兼左サイドバック。
2000年のスーパードラフトで全体の4番目に指名され、大学スポーツ界の超名門UCLAからシカゴ・ファイアーに加入した。
シカゴでは初年度からレギュラーを掴み、新人王を獲得。その後、フランスのレンヌ、プレミアのフラムなどを経て昨年末に現役を引退している。オグチ・オニェウと屈強なコンビを形成したアメリカ代表では長年主将も務め、「同国史上最高のDF」と評価する声も。
2009年にフランスのE!チャンネルによる「最もセクシーなスポーツ選手ランキング」で6位に輝いている。