カイル・ラリン

まだ20歳だがコネチカット大学で1年目から活躍し、2015年のスーパードラフトで映えある1位指名されオーランド・シティに加入した逸材。つまり今年がルーキー・イヤーである。

しかし1位指名の重圧も何のその、2003年にダマニ・ラルフが記録した新人最多11ゴールを楽々突破すると、ここまでケイ・カマラ、セバスティアン・ジョヴィンコ、ロビー・キーンと錚々たるメンバーに次ぐ17ゴールを記録。今年の新人王受賞が確実視されている。

既にカナダA代表にも選ばれており、今後、欧州へ上陸することも期待される本格派ストライカーだ。

ちなみに彼はハワード、アドゥ、デンプシーらを輩出したアディダス主催の育成プログラム出身である。

いかがだったであろうか。

改めて調べてみると1巡目だからといってそれほど大成功を収めた選手は少なく、特に最近のアメリカ代表でいえば外国出身者が増えていることもあり、ドラフトにかかった選手自体が必ずしも多くないのが実情だ。

やはり現実は厳しい。しかし、「運命の日」を笑顔で迎えた選手たちが1人でも多く成功してくれることを願うばかりである。

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