14日、国際サッカー連盟(FIFA)は「違法な取り引きによって未成年の選手を獲得したことにより、レアル・マドリー、及びアトレティコ・マドリーに2度の移籍ウィンドウでの選手登録を禁止する」と発表した。
以前スペインのライバルであるバルセロナが同様の処分を受け、昨年12月まで選手の登録が禁止されていたことで知られる。
かねてよりレアル・マドリー、そしてアトレティコ・マドリーにも同様の違反があるとしてFIFA側は捜査を進めており、ブラッター会長もそれを仄めかしていた。
レアル・マドリーは公式サイトでこれらの処分を言い渡されたことを発表すると共に、今後この制裁に関しては控訴を行っていく方針を示した。
未成年者の登録については全てスペインサッカー連盟の認定を受けていると主張すると共に、外国からの獲得についてもFIFAの規則を遵守していると発表している。
なお、アトレティコ・マドリーも公式サイトで82万ユーロ(およそ1.1億円)の罰金と2度の移籍ウィンドウにおける選手登録を禁止されたことを明らかにしているが、こちらも控訴する方針であることを明かしている。