『L'Equipe』は「ローマに所属していたコートジボワール代表FWジェルヴィーニョは、中国超級リーグの河北華夏幸福足球俱樂部へ移籍することが決まった」と報じた。

移籍金は1800万ユーロ(およそ23.1億円)であると伝えられている。

ジェルヴィーニョは1987年生まれの28歳。かつて松井大輔が所属していたル・マンで台頭し、『新しいドログバ』とも評されたアタッカーである。

後にリール、アーセナルでプレーし、2013年からは恩師でもあるルディ・ガルシア氏が率いていたローマに所属していた。

彼は昨年夏にチームを離れるのではないかという噂が流れており、その行き先はUAEのアル・ジャジーラではないかと言われた。その時には交渉が合意に至らず、最終的にはローマに残っている。

しかし今冬再び移籍の噂は再燃し、中国からかなりの条件でオファーが来ていると報じられていた。

河北華夏幸福は2010年に創設された新しいクラブであるが、昨年中国フォーチュンランドという巨大建設会社が親会社となってから大きな投資が行われている。

昨年夏にはFC東京に所属していたFCエドゥがまだ中国2部にいた河北華夏幸福に加入したことで大きな話題となった。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」