オランダ・サッカー界の重鎮が絶賛する逸材
1995年にオランダのバーレンドレヒトという街で生まれたエル・ガジは20歳。その名の通りモロッコにもルーツを持っている。
実は元々フェイエノールトの下部組織にいたが、素行面の問題でスパルタ、アヤックスと下部組織を転々とした過去がある。
そんななか、2014-15シーズンにいきなりアヤックスのトップチームに登録されると、即ゴールを決める華々しいデビューを飾った。同シーズンは最終的に9ゴールを記録、さらに今シーズンは開幕から得点を量産し、2015年10月のカザフスタン戦ではオランダA代表にデビューを果たした。
エル・ガジに対しては、オランダサッカー界の重鎮はこぞって称賛を送っている。
フランク・デ・ブール(アヤックス監督)
「エル・ガジは調子が悪くても危険な選手だ。決定的な場面では常にゴール付近にいる。そしてなぜかボールが彼の足元に落ちてくるんだ」
ピエール・ファン・ホーイドンク(元オランダ代表FW)
「ゴール前に入り込む才能があり、決定的な仕事をする。ウインガーとしてすでに実力は証明済みだが、アヤックスでストライカーとして成長し、その価値は倍になった」
レネ・ファン・デル・ハイプ(元オランダ代表)
「エル・ガジはトップ選手になるために必要なものをすべて持っている。目を楽しませてくれる選手だ。フィジカルが強いし、見た目もいい。サッカーではこれも重要なんだよ!」
いずれも『UEFA.com』より。