『SB Nation』は「カナダで婦女暴行事件による逮捕状を受けていたブラジルU-23代表FWルーカス・ピアゾンは、事件について語った」と報じた。
ルーカス・ピアゾンは、昨年7月に開催されたパン・アメリカン・ゲームズにブラジル代表の一員として参加していたものの、その大会中に婦女暴行を行ったとして10月にトロント警察から逮捕状が出されていた。
しかし、先日トロント警察は彼が事件に関与した証拠がないとして逮捕状を取り下げることを発表し、ルーカス・ピアゾンの疑いは完全に晴れる形になった。
現在チェルシーからレディングに貸し出されているルーカス・ピアゾンは、『Globo』に対して以下のように話し、何も話さなかったことで憶測が広がらなかったと答えている。
ルーカス・ピアゾン
「僕も、僕の家族も、苦しみから解き放たれた。この事件が整理されたのを見てね。あのニュースが無意味なものになった時、我々は本当に満足した。
このように批判を受けることは簡単なことじゃない。フィールドを離れたところではね。
これらのニュースは、僕は他の皆と同じようにインターネットや新聞で知ったんだ。家族は大きなショックを受けたし、僕も、ブラジルの親戚もそうだった。したがって、疑いが晴れて苦痛から解き放たれたよ。
僕はニュースに対しては沈黙を続け、新聞はそれを加熱させることが出来なかった。僕の言ったことは全て誇張され、誤解される可能性があったからだ。
ただ、実際の僕は穏やかだった。家族はとても神経質になっていたように見えたが、僕は真実を知っている。
はっきりとした良心があったんだ。この物語にはこれ以外の結末はないと知っていた。
友人からソーシャルメディアで、チェルシー、そしてレディングからも多くのサポートを受けた。皆が僕のそばにいてくれた。プレーし続けるため、生活し続けるために、冷静さを与えてくれた。
弁護士が述べたように、警察からの告訴は無責任だ。裁判所が「根拠がない」と話していることすらも意に介さず、彼らは僕の評判を傷つけた。
僕がこれで受けたレッスンは、外国に滞在するときにはもっと慎重になる必要があるということだ。本国よりも、もっと自分自身をケアしていかなければならない」
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hatena
