『FOX Sports』は「シャフタール・ドネツクのブラジル代表MFフレッジに対し、FIFAは出場停止処分を四ヶ月延長する判断を下した」と報じた。

昨年の夏に行われたコパ・アメリカのドーピング検査において、利尿剤のヒドロクロロチアジドが検出されていたフレッジ。


ヒドロクロロチアジド自体には選手のパフォーマンス増強に繋がる効果はないものの、他の薬物の痕跡を隠すマスキング剤として使われることから、選手の摂取が禁止されている。

これに対して南米サッカー連盟(CONMEBOL)は12月に1年の出場停止処分を言い渡していたが、これはその管轄下の試合のみに適応されるものだった。

しかし、これを受けてFIFAの規律委員会は彼に対する出場停止処分を拡張することを決断し、今回四ヶ月のサスペンションを言い渡すこととなった。

これは国内リーグ、インターナショナルマッチだけでなくフレンドリーマッチなども含まれ、あらゆる公式の試合に適応される。

なお、シャフタール・ドネツクの次の公式戦は2月18日、ヨーロッパリーグのシャルケ04戦であるが、ここからフレッジは試合に出場できなくなる。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)