『FourFourTwo』は、「ジョゼップ・グアルディオラ監督について知られていないかもしれない6つのこと」という記事を掲載した。

今季限りでバイエルン・ミュンヘンを去り、マンチェスター・シティへ移ることが決まったペップ・グアルディオラ監督。

バルセロナでリーガを勝ち取り、その後ドイツでも2連覇を達成。次はイングランド・プレミアリーグに狙いを定め、新しい目標へと歩みを進める。

世界的な名将となったペップ・グアルディオラについて、意外に知られていないかもしれない6つのこととは? もちろんファンにとっては周知のことだろうが…

意外にもあの男がお気に入り

ワールドカップが行われている2006年、グアルディオラは『El Pais』でコラムを連載した。そして、その内容は彼のサッカーに対する魅力的な洞察を提供していた。

その中で最も興味を惹きそうなものの1つが、トーナメントの中でお気に入りのストライカーのことを話していたことだ。その名前は、思いがけないことになるかもしれないが、ピーター・クラウチだった。

『ウェイン・ルーニーはおそらくより決定的な選手であり、見ていて美しい。しかし、確実なことは、クラウチのコンディションはそれ以上だ。彼の試合をしなければならない。

そして、クラウチの試合にしてしまうことは、チームに多くのものを与えてくれるだろう。

彼は何をするべきか分かっている。頭、そして足で。最高の長所は連携だ。クロスに合わせるためにボックスへ入るだけでなく、プレーを途切れさせない方法を知っている。

彼はハイボールを1000回入れればそれを常にキープしてくれるだろう。単純なことだが、それを出来るストライカーは少ない。

他の選手と連携できないストライカーもいる。そして、仲間と考えが合わないストライカーもいる。しかし、そうすればチームは間延びする。

イングランドには、クラウチがいるのだ』

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